実践問題-2

実践問題-1の小野崎通亮書簡と一連のものです。
独特の圓文字は平田派の人にしばしば見られ、就中、平田銕胤の手跡は一見して直ぐにそれと氣付くほどです。


『平田銕胤書簡』筆者蔵

銕胤翁の書簡はこれまでにも度々読みましたので、なんとなく書癖を知っています。

宛所は実践問題-1と同じく井口糺です。


「御懇情相蒙」画像、「相蒙」という言い回しをあまり聞きません、正しいでしょうか。

書式は舊幕時代の風です。しかし、御一新後間もない比は同様ですから、いつ書かれたのか分りませんね。