これまでに掲げた井口糺来簡の一連です。
宛先の浅井高英、誰か知れず。
飯田 武郷(いいだ たけさと、文政10年12月6日(1828年1月22日)-明治33年(1900年)8月26日)は、幕末・明治期の国学者。東京大学教授。48年かけて執筆した『日本書紀』の注釈書「日本書紀通釈」70巻を完成させた。通称は彦介のちに守人、号は蓬室。江戸生まれ。諏訪藩出身、のちに脱藩。 <『ウィキペディア(Wikipedia)』>
書中の「通釋」とは、この「日本書紀通釋」のことを指すのでしょう。
「御小便」画像、「小」字潰れ、よって傍に「小」と書き足してあります。
「右添て」画像、と読みましたが、後の「七冊添」画像と形を異にし、単に書き方を変えたゞけとも思いつゝ、なにか違和感を覚え、誤読かもしれないと。