練習問題-13


『頼山陽書翰集』徳富猪一郎.木崎愛吉.光吉元次郎編

これまで取り上げた山陽先生の書翰でもっとも短いです。
一字も落したくはありません。

文面は、檉園に譲る机の話です。
さて、合っているでしょうか、答へ。

答、解説

 
「昔日させ」、初見はこの通りでしたが、「昔にさせ」の方が自然と判別しました。
「何も角も□□也」画像、私は「何も角ものる也」と読み、はたして正解は明らかならず。おそらくそんな単純な読みではないのでしょう、練達の編者は漢字一字と見たようです。
「なくんは」、なぜ「なくては」と読んでしまったのか。
「芙蓉始吐一花」画像、唖然としました、その読み筋は無かったです。「芙蓉」は見慣れないためさておき、「始」字を「如」字にしたのは駄目でした。

誤字6/114字中、誤字率5.2%、この短文にこの結果は不味いです。